グリーンライフサービスアパートでは定期的に備品をチェックしお客様向けには使えないようなシーツやタオルなどを施設に寄付しています。今回は通常の備品に加え、2年前のリノベーション時に不要になった物も倉庫にあったため、まとめて寄付することにしました。
品物はシーツ、カーテン、蛍光灯、ベッドスカートなどです。PJAの福留さん、リサイクルショップを経営する堀越さん協力の下、パタヤにある児童保護施設2ヶ所に寄付してきました。
1ヶ所目はHuman Help Networkで主に建設現場で働くカンボジア人やミャンマー人の子どもたちがいる施設で学校と宿舎がパタヤ市内にあります。常時65名~80名、5歳~18歳の子どもたちが共に生活し、学校に通っています。
この施設に保護される前、ストリートチルドレンだった子もいて、人身売買や性犯罪、ドラッグ犯罪に巻き込まれそうになった経験のある子もいます。施設ではそのような犯罪に子どもたちが巻き込まれないように、動画やカードゲーム、ディスカッションを通じて学ぶ機会を提供しています。
共通語はタイ語ですが、タイ語・英語・カンボジア語・ミャンマー語の4ヶ国語を教えているそうです(すごい!)。
この施設は日本大使館も支援していて特別仕様のロットゥーを寄付しています。
学校内を見学させてもらいましたが、学年ごとに分かれた教室、音楽室、コンピューター室、運動室、多目的室など私が思っていた以上に施設が充実していると感じました。
ただエアコンのある教室は少なく扇風機のみでカーテンもない教室もあり、今回寄付したカーテンが活躍しそうです。
もう1ヶ所のFather Ray Foundationはアメリカ人の牧師Raymondさんの設立した施設です。縁あってタイに来たRay牧師、パタヤの教会で1人の母親から育てられなくなった子どもを預かったことがきっかけで児童保護施設を作ることになりました。パタヤはベトナム戦争時、アメリカ軍の保養地として発展しましたが、その時にタイ人との間に生まれたけれど育てられずに多くの子どもが預けられました。現在は障害のある子供も含む850名の子どもたちが生活し学校に通っています。Father Rayにはグリーンライフの不用品を売った売上金を寄付しました。
どちらの施設もコロナの影響で学校が閉鎖中で残念ながら子どもたちには会えませんでした😢今は宿舎にいる子どもたちに宿題を課して勉強を進めているそうです。またコロナの影響で寄付も減ってしまったそうで、グリーンライフからの寄付をとても喜んでいただけました。
今後もグリーンライフ サービスアパートでは不用になった物を未来ある子どもたちのために寄付していきたいと思っています。
最後にHuman Help NetworkとFather Ray Foundationのご紹介です。ご興味ある方は是非覗いてみてください!
【Human Help Network】
Facebook: https://www.facebook.com/hhnft/
Website: https://www.hhnft.org/
【Father Ray Foundation】
Facebook: https://www.facebook.com/fr.rayfoundation
Instagram: @fr.rayfoundation
Website: https://www.fr-ray.org/